大雑把かあさん 私の大好きな絵本
かあさんの大好きな絵本たち
ここにご紹介する私の大好きな絵本は、子供たちにとっても大変人気のある絵本ですが、
多分にかあさんの主観(好み?)も入った大好きな絵本たちです。
簡単にお話の内容も書いていますので、よろしければご参考にされてください!
「てんのくぎをうちにいったはりっこ」 福音館書店
かんざわとしこ 作 ほりうちせいいち 絵
天の丸天井を支えている釘がゆるんで、天が落ちてくる!誰かが釘を打ちに行かなくては。
そこで名乗り出たのは、ひいひいじいさまの形見のハンマーをさずかった小さなはりねずみのはりっこだった。
「じごくのそうべえ」 童心社
田島征彦 作
軽業師のそうべえは、つなわたりの途中でバランスを崩し命を落としてしまいます。
閻魔大王のおさばきで、そうべえは途中で出会った歯抜き師、医者、山伏といっしょに地獄へ送られます。
ところがこの四人、知恵と機転で暴れまわり、ふんにょうじごくに投げ込まれても、鬼に飲まれても、釜茹でにされても、
針の山に放り込まれても・・・へっちゃらです閻魔大王はよわりはてて、とうとう・・・。
「ボールのまじゅつし ウィリー」 評論社
アンソニーブラウン 作 久山太一 訳
ウィリーはサッカーが大すき。でも選手に選ばれたことがない。ある日ふしぎな少年が、サッカーシューズをくれた。
それはまほうのくつだった!そしてとうとう選手に選ばれる。けれど試合の日、ウィリーは…?
「かいじゅうたちのいるところ」 冨山房
モーリス・センダック 作・絵 じんぐうてるお訳
いたずらっこのマックスは、おおかみのぬいぐるみを着て大暴れ!怒ったおかあさんに夕飯抜きでほうり込まれた寝室は、
いつの間にか森や野原になり、ボートに乗って着いたところは「かいじゅうたちのいるところ」。
かいじゅうたちの王さまになったマックスは・・・。
「しろいうさぎとくろいうさぎ」 福音館書店
ガース・ウィリアムズ 作・絵 松岡享子 訳
しろいうさぎとくろいうさぎ、二ひきのちいさなうさぎが、ひろいもりのなかに住んでいました。
二ひきは毎日、一日中楽しく遊びました。あるとき、ニひきで遊んでいる最中、くろいうさぎが座り込み、
とても悲しそうな顔をします・・・。
「なくしたものみつけた」 サンリード
五味太郎 作・絵
地面の中からつぎつぎと男の子が使っていたおもちゃがでてきます。地中に埋まっていたおもちゃはおそらくその子の思い出。
心の奥深くにあるものが、ふとしたきっかけどんどんでできます。
毎日毎日を大切に生きていって欲しい、そしたらきっといっぱいのすてきな思い出が作れるよ・・・。
「ぼちぼちいこか」 偕成社
マイク・セイラー 作 ロバート・グロスマン 絵 今江祥智
重量級のかば君がいろいろな職業に挑戦して失敗してしまいます。そのコミカルな表情と動作はページを追うごとに愛しく感じられます。
また、かば君のイラストがなんともユーモラスで憎めません。何かとあわただしい世の中、
自分流に挑戦を続けるかば君の「ぼちぼちいこか」の姿勢に、勇気付けられる人も多いことでしょう。
関西弁の邦訳が絶妙な味わいをかもし出し、自分を見つめ、あせらずゆっくりやっていこうよというメッセージが、
じんわり心に伝わります。
「てぶくろ」 福音館書店
ウクライナ民話 作 エウゲーニー・M・ラチョフ 絵 うちだりさこ
雪の降る森の中、子犬と歩いていたおじいさんが手袋を片方落として行ってしまいます。
ねずみがかけて来て「ここで暮らすことにするわ」と手袋の中に入ります。
次にやって来たかえるが「わたしも入れて」と言うと「どうぞ」と入れてくれました。
うさぎ、きつね、おおかみ、いのししが次々とやって来て仲良く中に入ります。手袋はもうぎゅうぎゅうづめです。
そしてやって来たのは、くま。「わしも入れてくれ」・・・。
「手ぶくろを買いに」 偕成社
新美南吉 作 黒井健 絵
狐の親子の住んでいる森に冬がやってきました。母ぎつねは冷たくなった子ぎつねの手にあう毛糸の手袋を買ってやろうと思います。
でも昔、町へ出かけたときの怖い出来事を思い出して足が進まなくなった母ぎつね。
しかたなく、子ぎつねをひとりで町へ行かすことに。人間に悟られないよう、子ぎつねの片手を人間の子供の手に変え、
お店に行ったら必ず人間の手のほうを差し出して、この手にちょうどいい手袋ちょうだいと言うように言い聞かせますが・・。
「ゆずちゃん」 ポプラ社
肥田美代子 作 石倉欣二 絵
ゆずちゃんは、おおきなったらふうせんやさんになるのやて。せかいじゅうの子どもたちに、ふうせんくばるんやて。
阪神・淡路大震災で、かけがえのない命と大きな夢をうばわれた、少女ゆずちゃんのお話。
子育ては親育て!キッズハートコミュニケーション
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。